PTA事務の仕事兼Webデザイナーは、世界でたぶんただひとり!私のおもしろい仕事。
これを読み進めるにあたっては、LANCERSのWebマガジン「THE LANCER」のスキルなしの私がWebデザイナーになれたのは、静岡県の政策のおかげです。で予習していただくと、もっとよくわかります。
今回は、
世の中に
そんなの
あったの
?!
というお仕事のひとつ、PTA事務についてお伝えしてみようと思います。
静岡市内でも清水区だけ存在する仕事らしい・・・
みなさんの地域には、PTA事務さん、いるかしら?
また、世界でたぶん、PTA事務をしながらフリーランスのWebデザイナーをしているのは、私だけだと思いますが。
おもしろいと言いながら、大まじめなこのお仕事こと、お話しします。
では、スタート!
PTA事務という大仕事
離婚して、それまで専業主婦をしていたのでこれといったスキルは無し。
コミュニケーションを図ることは好きな分野だったので、知り合いからの紹介で小学校のPTA事務という仕事を平日の午前中毎日しています。
小学校に勤務していますが、公務員ではありません。
お給料は、PTA会費からいただいていて、雇用主はその年度のPTA会長です。
PTAに雇われているのですが、どんな仕事をするのかというとPTA会員さんと学校、地域と学校、市のPTA連絡協議会と学校・・PTAに関する窓口として関係個所に「つなぐ」のがざっくりとしたお仕事になります。
「情報の発信」ももちろん大切なことなので、活動の呼びかけやお願い事など、スルーされずに「どうしたら読んでいただけるか!」を常々考えてお便りを作ったりしています。
年間を通して行う行事や決まり事などは、年度が替わったからといって大きく変化することはないので着任して1~2年は特に悩むこともなく、楽しくPTA活動のお手伝いをしてきました。
痛みを伴う大胆な委員会改革のすすめ
仕事に慣れてきた2年目の後半の時、児童数減少がPTAの運営に大きく影響することに気がつきました。
4つの委員会で構成されていたので、毎年各クラスから4名のクラス役員の選出をしてきました。
このまま4人の選出をすると、ある学年が6年生になった時に、クラス役員の2回目をしないといけない状況が生まれるということが発覚!!
もちろんそうなれば、誰かがその2回目をやって、クラスの他のお母さん方に感謝されるという結末もアリでしょう。
が、
そんな不平等感満載の賞賛を、優しい誰かにあてがってしまうのは、避けたいと思いました。
これには、痛みを伴うかもしれないけれど大胆な改革が必要だということを伝え、4つの委員会を2つにまとめることを提案しました。
①委員会を4つから2つにし、選出人数を4人から2人にすること
②活動内容を見直す
という2つの提案をし、
1年かけて
土台を作り
実行
してきました。
そう言うのは簡単ですが、私にはそれを実現したい理由がありました。
毎年泣いていた、心優しい女性三役さん
着任直後は初めてだらけなので、女性三役の皆さんに内容を伺いながらお仕事をしていました。
彼女たちは専業主婦で家庭や地域のあれこれ、そして子育てを一生懸命こなしている心優しいお母さんたちでした。
PTA活動の運営のために、自分の時間の多くをそれに費やしていました。
まめに動き回る彼女たちを見て「女性三役になると、こんなに頻繁に学校に来ないと運営が回らないならやりたくない・・・」
という声が、女性三役の推薦を邪魔していました。
「誰でも
できる
女性三役
の活動」
という
コンセプト
に置き換え、行事や運営方法など一新しました。
しかし、新しいことを進めているからこそスムーズにいかないことも現実問題としてありました。
重箱の隅をつっつくようなことですが、そこを責め立てる人も中にはいました。
その時の私は、一緒に泣くことしかできませんでした。
自分の時間を使って、一生懸命にPTAへ力を注いでくれている彼女たちの努力を、どう報われるようにできるだろうか・・それを考えるようになりました。
私のポジションは「ボス」
現在では丸6年経ち、この2016年4月から7年目になります。
3年目のころには、ほぼPTAの内容を熟知していたので、なぜ彼女たちが泣かないといけなかったのか分かりました。
それは、
責任の
所在が
あいまい
だったところでした。
偉そうに言ってますが、これは私の至らないところだと思いました。
前年度の活動を参考にして、PTA三役さんのお願い通りに文書を発行したり、様々な手配をしたり・・で、言われたことは忠実にしてきました。
このままそれを続けたら、誰かが泣くはめになるのです。
その時大きく覚悟しました。
活動の
実行の
中心は
PTAの
皆さん。
彼ら彼女たちが立ち振る舞いするのにスムーズに事が運ぶように、お膳立てを完璧にしようという覚悟を決めました。
当時は非行に走り始めた長女のことで、家庭を優先させてもらうことが多くあり、特に女性三役の方には感謝しきれないほどの恩を感じていました。
ですから、私のこの覚悟は最大の恩返しなので、どんな事でも対応させていただこう!と。
役員さんだけではなく、PTA活動そのものに消極的になっているお母さんと、積極的にお話をする機会を多く取りました。
そんなことを毎日していると、男性三役さんから「ボス」と呼ばれるようになってしまいましたが、私自身はとってもかわいい乙女そのもの(笑)
ですから、世の中の「ボス像」とかけ離れていることご承知おきください(笑)
楽しいは伝染する!
学校の教職員は、最長5年で異動になります。
だいたい3年から5年、留まって一緒にお仕事をします。
私の場合PTAに雇用されていて、前任者は20年の大ベテランさんで、60歳の定年で私と交代しました。
私は丸6年になり、PTA事務としてはまだまだひよっこですが、昨年度からすでに主のようになってしまいました。
「経験として知っている」ということは、変化のチャンスも「知っている」ということ。
でも、変化するには痛みが伴い、変化を好まない人もいるということも考えられます。
私自身は、変化しないと死んでしまうタイプなので、変化+困難=カモ~ン( `ー´)ノ なのですが、変化を好まない人にどう興味をもってもらい、こちらに引き寄せるにはどうしたらいいか。
それは、
楽しく
活動
している
ことを
発信する
しかないと思いました。
様々な人がいるので、全員の気持ちが揃うのは難しいですが、今その成果が見えてきています。
あんなに苦労した三役の選出ですが、2015年度の夏の時点で、
女性三役
30年度
まで予約
が入っています。
これってスゴくないですか!!
お母さんの舞台は、そのスキルをアウトプットしてこそ
ここでは女性三役さんにスポットを当てていますが、男性三役さんも役者が結構そろっていて、楽しく活動が続いています。
男性は、そもそも働き盛りでお仕事をされているので、忙しさの分配をし、相互で手助けができるよう工夫すれば問題なく終えることができます。
連絡を密にとることは、必須です。
誰一人として置いてきぼりにならないように、お互いに気配りが大切。
そんな男性は、きっと職場でもモテること間違いないわ~( *´艸`)
女性は、その活動内容によって向き不向きがあり、その方の得意分野で活動を進めていけるとより楽しく過ごせると思います。
多くのお母さんたちは協力しあっているので、見ていて清々しい。
パソコン作業が好き~とか、動き回るのが好き~とか、お話をするのが好き~、とかね。
それを間近で見ていて思うのですが、そういうことでお母さんのスキルのアウトプットができている人って輝いている~って。
キラキラ
まぶしい~
☆
またそういう人に共通しているのは、労を惜しまない心があるということ。
そんなお母さんを目の前にして、
私が
それ以上に
なにかして
差し上げたい
と
思うのは
自然なことだ
と思いませんか~♪
まとめ
PTA事務ってお仕事は、結局「お母さんとお父さんのサポーター」だな~って思います。
私の場合は、ぶっちぎりの速さでおばあちゃんになった事もあり、子育て真っ最中のお母さんを絶賛応援中!!
4人目の末っ子長男がこの3月に小学校を卒業しましたが、ま、ぶっちゃけこの子を育てている時にはすでに孫を育てているような感覚で、無条件にかわいいのですがね(笑)
実際の孫は、
さらに、
かわいい存在です(´-`*)
そんな経験を積み重ねてきていて思うこと。
がんばっているお母さんたちの将来への学びや気づき、そしてお母さんがひとりで背負っている子育て負担を半分背負うぜ!!という気持ちで新規事業を立ち上げたい!と思ったのでした。
あらゆる導入から結論へは、
「実現の可能性はミラクル」へ
こちらの記事になります。
ひとり親で、4人の子育てしながら資産もなし、コネもなし。
でも熱意・情熱は負けない私の挑戦をぜひシェアしてくださいね^^
誰かの勇気につながりますように・・・
ち・な・み・に(宣伝)
文書作成も得意分野。
学校で鍛えられたスキルを活かし、企画書などの作成のお手伝いができます。
パソコン苦手だわあ~、考えをまとめるのが苦手だわ~という方、ヒアリングしながらご希望の形で企画書作成します。
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